Customer and Company Connect モーノポンプ×IoT兵神装備の製品と周辺設備を見守るIoTシステム

C2-Connect

About C2-Connect

C2-Connectができること

C2-Connect/シーツーコネクトは、モーノポンプやモーノディスペンサーなどをお使いのお客様の設備を見守り、スマートな設備管理の実現をお手伝いします。

  1. 稼働データの監視や記録の手間を軽減できる

    いつでもどこにいても設備の状態を確認できて安心!

  2. 担当者が不在のときも、通知機能で設備の状態をお知らせ

    知りたい/気付きたい設備の状態を通知。迅速な対応が可能!

  3. 運転や保全の遠隔支援にも活用可能

    どこにいても運転条件の確認や変更が可能。柔軟な要員体制が組みやすい!

さらに ポンプメーカーならではのコンテンツをご提供予定

  • 稼働データに基づきポンプの運転状況を週次や月次でレポーティング
  • 当社実施の点検/メンテナンス作業履歴を機械毎に閲覧・ダウンロードできる
  • お客様のポンプの実運転時間に基づき次回点検や部品交換時期の目安を推奨

※上記は、コンテンツの一例です。

Function

機能一覧

システム構成

C2-Connectのシステム構成図。工場ライン内で取得したセンサー値や設定値を加工し、事務所など離れた場所にいるユーザーに届ける。

※注1:C2-Connectに接続できる設備(コントローラー、制御盤など)には技術面の条件があります。
詳しくは、よくあるご質問をご覧ください。


ほかにも便利機能を開発中!

他システムとのデータ連携(Web API)、インターネット(クラウド)を利用しないオンプレミス版など

※本製品は開発中のものです。仕様などは改良のため予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。

Casestudy

活用事例

  1. 24時間稼働の排水処理設備を無人監視したケース

    現状の課題および要望

    食品メーカーのK社様では、工場の排水処理設備(ブロワー、排水槽)が24時間365日稼働しているが、万が一異常が発生すると、騒音や排水溢れなどにより、近隣の住民・他企業に迷惑がかかってしまう。保全担当者が不在になる休日・夜間には異常に気付くまでに時間を要し、対応が遅くなる恐れがあるため、緊急時の対策が課題となっていた。

    解決方法

    C2-Conncetを導入した。

    • 異常の予兆を示す指標として電流値や振動速度、槽の水位レベルを24時間収集。
    • それぞれに閾値(上限、下限)を設定し、一定期間閾値外になれば、異常発生の恐れありとして、保全担当者に通知。
    • 夜間・休日はメールだけでは通知に気付きにくいとのご要望を受け、自動架電機能により、電話(自動音声)でもお知らせ。

    お客様の声

    採用の決め手は架電機能。他社の類似製品も検討したがメールでの通知機能しかなく、休日・夜間に通知に気付けないリスクがあった。電話であればそのリスクを低減できる。今後は、より多くの設備、より多くの用途で活用していきたい。

    活用事例1、24時間稼働の排水処理設備を無人監視したケースのイメージ図。工場の振動速度や水位レベルを24時間データ収集し、閾値逸脱時に電話・メールで担当者に通知。休日・夜間に気づけないリスクを低減できた。
  2. 生産データをリアルタイムで自動収集し工数を削減したケース

    現状の課題および要望

    機械部品メーカー「ヘイシンテクノベルク株式会社」では、各生産設備に蓄積される生産データを、日次もしくは月次の頻度で、人手で収集している。生産設備からSDカードなどのメディアを回収し、Excelに取り込んでデータをまとめレポート作成する手作業の負担が大きく、また生産データの変化点に対しリアルタイムな対応を取れないことが課題になっていた。

    解決方法

    C2-Conncetを導入した。

    • 約30台の生産設備から、品質情報や稼働率のデータを自動で収集。
    • 生産中の温度、圧力、時間など細かな状態変化が製品品質に影響するため、これらの状態変化を検知した場合は、関係者にリアルタイムで通知。
    • BIツールへデータを連携して、工場内の大型モニタで設備稼働状況をモニタリングし、共有することで作業効率改善、設備の予知保全にも繋がる気づきが期待できる。

    改善メリット

    • 生産データの収集工数:年間121人時を削減。
    • 収集データの変化に対し、早期異常発見や製造条件補正などで品質を安定化。
    • 生産設備の稼働状況をリアルタイムで確認でき、生産指示、変更が迅速に行える。
    活用事例2、生産データをリアルタイムで自動収集し工数を削減したケースのイメージ図。手動でのデータ回収、SDカードからの取り込みの手間がかかっていたが、設備データをCSVファイルで担当者に自動送信できるようになり、データ回収の工数を削減できた。
FAQ

よくあるご質問

C2-Connectで設備のデータを収集するために、どんな機器が必要ですか?

インターネット(クラウド)上で稼働しているC2-Connectサーバと接続するための専用データ通信機器"IoTゲートウェイ”が必要です。C2-ConnectのIoTゲートウェイとして利用可能なデータ通信機器は、下記のとおりです(現在)

IoTゲートウェイ本体の他、LTE通信用モデム(アンテナ含む)、LANケーブル、24V DC電源モジュールなども必要です。これらの資機材をワンセットにした「IoTボックス」もご用意しています。詳しくはお問合せください。

*1は、HMS Networksの登録商標です。

IoTゲートウェイと設備/機械の接続方法を教えてください。

LANケーブル(RJ45 Ethernet 10/100 MB)で、設備/機械の制御盤(コントローラー)に接続します。なお、制御盤が下記の通信プロトコルをサポートしている必要があります。

その他、制御盤(コントローラー)側で必要な通信設定などがありますので、詳しくはお問い合わせください。

*2は、Schneider Electric USA Inc.の登録商標です。
*3は,OPC Foundationの登録商標です。
*4は三菱電機株式会社の登録商標です。

C2-Connectで、どのようなデータを収集/蓄積/監視できるのですか?

IoTゲートウェイが制御盤(コントローラー)から通信で取得できるデータであれば収集/蓄積/監視が可能です。
各データには、任意の名称を付与して蓄積することができます(長さや文字種に制限はあります)。

設備の制御盤にLANポート(RJ45ポート)がありません。C2-Connectではデータを収集できませんか?

IoTゲートウェイは、Modbus RTUもサポートしています。RS-232/422/485シリアルインターフェイスを持ちModbus RTUスレーブ機能を持つ設備/機械であれば、IoTゲートウェイに接続して、C2-Connectでデータを収集できます。
その他、必要な通信設定などがありますので、詳しくはお問い合わせください。

制御盤にはないデータを、センサーを追加して収集したいのですが、可能ですか?

可能なケースがありますのでご相談ください。
アナログ出力センサー(振動センサー、クランプ式電流センサー、温度センサー)を、IoTゲートウェイと通信可能なAD変換器に収容して、C2-Connectでセンサー値を収集/蓄積/監視している実例があります。

データを収集する頻度(間隔)を教えてください。

標準では20秒間隔で各データの値を収集します。

収集できるデータ数(種類)に制限はありますか?

標準では、1設備当たり30種類のデータを収集/蓄積できます。
追加料金(月額)をお支払いいただくことにより、増やすことも可能ですので、ご相談ください。

データを蓄積する期間を教えてください。

C2-Connectのデータベース(クラウド)上に、標準で12か月間保存します。
1か月単位での延長も可能です(追加料金が必要です)。

C2-Connectを利用するためのPCやブラウザーの要件を教えてください。

インターネットに接続されたWindows 10*5以上のPCで動作する下記のブラウザーをサポートしています。

いずれのブラウザーでも、最新バージョンをご利用ください。

*5及び *7は、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
*6はGoogle Inc.の登録商標です。
*8はMozilla Foundationの登録商標です。

どのようなセキュリティ対策が採られていますか?
  • IoTゲートウェイ~C2-Connectサーバー間は、VPN接続ないしはTLS通信(バージョン1.2以上)により保護しています。
  • C2-Connectサーバー~ブラウザー間は、HTTPS(TLS バージョン1.2以上)通信により保護しています。
  • C2-Connectサーバー及びデータベースは、クラウドサービス事業者(Amazon Web Services社)が提供するVPC(Virtual Private Cloud)内に配置しています。
  • C2-ConnectのWebアプリは、毎年、第3者(経産省の「情報セキュリティサービス審査登録制度」で認定されたベンダー)による脆弱性診断を受診し、新たなセキュリティ攻撃方法に対して必要な追加対策を継続的に実施しています。
IoTゲートウェイの設置場所の条件を教えてください。

下記条件を満たす場所に設置してください。

  • 温度:-25°C から +60°C
  • 湿度:10%~90% (結露しないこと)
  • 電源:12-24VDC +/-20%、LPS (最大消費電力 30W)
  • LTE通信が安定して可能であること[注1]
    (対応キャリア:docomo*9au*10Softbank*11
  • 水濡れ・塵埃・腐食性ガスのないこと

[注1]IoTゲートウェイの設置場所で安定したLTE通信ができない場合、アンテナ部のみをLTE通信が可能な場所に設置して、アンテナケーブル(LANケーブル)でIoTゲートウェイに接続することが可能な場合があります。詳しくはお問い合わせください。

*9は、日本電信電話株式会社の商標または登録商標です。
*10は、KDDI株式会社の商標または登録商標です。
*11は、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の商標または登録商標です。

IoTボックスの設置場所の条件を教えてください。

下記条件を満たす場所に設置してください。

  • 温度:0°C から +40°C
  • 湿度:5%~85% (結露しないこと)
  • 電源:単相交流 100-240V 50/60Hz 3A
  • LTE通信が安定して可能であること[注1]
    (対応キャリア:docomo*9au*10Softbank*11
  • 腐食性、可燃性ガスがないこと

※IoTボックスの防塵・防水性能 は IP66相当です。

[注1]IoTボックスの設置場所で安定したLTE通信ができない場合、アンテナ部のみをLTE通信が可能な場所に設置して、アンテナケーブル(LANケーブル)でIoTボックスに接続することが可能な場合があります。詳しくはお問い合わせください。

*9は、日本電信電話株式会社の商標または登録商標です。
*10は、KDDI株式会社の商標または登録商標です。
*11は、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の商標または登録商標です。

IoTゲートウェイ/IoTボックスを社内LANに接続して、C2-Connectサーバーにアクセスすることはできますか?

IoTゲートウェイは、携帯電話網を経由してインターネット(クラウド)上のC2-Connectサーバーに直接接続します。よって、社内LANに接続する必要はありませんし、社内LAN経由でのC2-Connectサーバーへのアクセスはサポートしていません。

費用について教えて下さい。
  • 接続に必要な資機材(IoTゲートウェイなど)は売り切りでの販売となります。設置環境により必要な資機材が変わり得ますので、現地調査の上、個別のお見積りとなります。
  • 利用料は年単位で、前払いにてお支払いいただきます。収集するデータ項目数やクラウドでの保存期間、利用されるオプションメニューによって、利用料が決まります。なお、標準メニューで、概ね年額100千円/台を予定しています。
Story

開発ストーリー

comming soon

C2-Connectの開発において、クラウドサービス導入にご協力いただいたNHNテコラス様のWebサイトにて、弊社の開発ストーリーをご紹介いただいています。よろしければ、ぜひご覧ください。

NHNテコラス様のWebサイトはこちら

Contact

お問い合わせ

C2-Connectに関するご質問や導入・活用に関するご相談は、こちらからお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ

※モーノポンプ製品情報サイトへ移動します。

※お電話でのお問い合わせは、06-6243-0101(兵神装備 大阪支店)までご連絡ください。

  • モーノポンプのwebサイトへ
  • ディスペンサーのwebサイトへ
  • 兵神装備株式会社のwebサイトへ

※C2-ConnectおよびC²-Connectは兵神装備株式会社の登録商標です。

最新の稼動状況確認

稼動データ(回転速度、吐出量、吐出圧など)の現在値や、異常・警報の有無、運転時間を表示します。

稼動状況の履歴表示

稼働データや異常・警報の有無を時系列のグラフで表示します。

通知機能

稼働データなどに設定された条件が成立するとEメールでお知らせします。オプション機能で、電話(自動音声)でお知らせすることも可能です。

CSVダウンロード

稼働データなどの変化履歴をCSVファイルでダウンロードできます。ダウンロードを自動実行するスケジュール設定も可能です。

分析・帳票作成支援

オプション機能で、稼働データなどの統計量(最大値、最小値、平均値、中央値など)をダウンロードすることもできます。

運転パラメーターの変更

コントローラー/制御盤の運転パラメーターを遠隔で確認・変更できます。運転パラメーターの変更履歴を確認することもできます。

バッチデータ記録

指定したデータ一式(例えば、バッチ毎の充填記録など)を保存・閲覧できます。

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