前田 幸治郎
技術
技術部 第1グループ 設計チーム
主に環境向け製品の設計を行うチームに所属。
担当製品の受注設計のほか、製品開発や協力会社であるドイツ企業との技術窓口も務めている。
育休に向けたチームの温かい後押しに感謝。
私は出産後に妻が自宅に戻ってくるタイミングで、1ヵ月間の育児休業を取得しました。妻の妊娠が判明した当初、育児休業を取得するとメンバーに負担をかけてしまうのではと、ためらう気持ちがありました。しかし、よく関わる男性の先輩が育児休業を取得したと知り、「自分も子どもが生まれるタイミングで、家族を支える時間を持ちたい」と、取得を決意。上司に相談したところ、真っ先に「おめでとう」とお祝いの言葉をかけていただき、同時に、育児休業取得も承諾いただきました。その後も休業に向け、上司との面談を通じて、不在時の対応について検討事項を細かく確認しながら進めました。不在期間は、一緒に働くチームメンバーには負担を掛けてしまうのですが、みんな快く引き継ぎに応じてくれました。育休取得を後押ししてくれた会社に、私はもちろんですが、妻もたいへん感謝しています。
育休が将来の人生設計を描くきっかけに。
女性にとっては出産直後から、出産時のダメージやホルモンバランスの乱れから精神的にも肉体的にも辛い状態が続きます。もっとも大変な時期に、家族をサポートできて本当によかったと心から思いました。妻からは「大変な時に隣にいてくれて良かった」と言ってもらえました。子どもの成長を日に日に感じられる喜びはもちろんですし、家族との時間が増えたことで将来についてもじっくりと考えるようになり、この先の人生設計を描く良いきっかけとなりました。具体的に目標を持てたことで、復帰後の仕事へのモチベーションを高めることができました。
人生にメリハリが生まれ、仕事にも全力で向き合える。
仕事をしているとこの時期は育児休業を取りづらいとか、長期間の取得は難しいと思う方もいるかもしれませんが、育児休業は出産直後だけではなく、原則1歳まで取得可能です。個々の事情に合わせて時期を検討したり、2回に分けて取得することもできます。そして、仕事復帰後も家事や育児をすることで人生にメリハリが生まれ、仕事にも全力で向き合える良いサイクルにつながります。これから入社される方々にも、大切な家族、そして自分自身のために、積極的に育児休業を取得してほしいと思います。