技術担当 黒田健人のインタビューの口絵
自らの設計力で、
世界に送り出せる製品を
作り出す

黒田 健人 KENTO KURODA

技術担当

入社  技術部

ものづくりの全行程を把握できる仕事環境

就職活動では、大企業よりは中小企業に入りたいと考えていました。自分がどんな製品のどの工程に携わっているのかがよく見える仕事をしたいと思っていたからです。色々な就職先を調べている時に、高専2年生の校外学習で兵神装備の工場見学に行ったことを思い出しました。綺麗な工場と個性的な製品が印象に残っていたことや、実家からそれほど遠くない勤務地だったこともあり、入社を決めました。卒業研究は螺旋形状の水車による発電をテーマにしたのですが、当社の製品は螺旋形状の部品が肝なので、不思議と螺旋に縁があるなぁと感じます。

黒田 健人が同僚と同僚と談笑している姿

お客様の要望を基にカスタマイズ製品を設計

設計グループに所属し、ポンプの設計に携わっています。CADシステムを用いて、図面を制作することが主な業務です。カスタマイズ製品の設計を多く担当しており、お客様のご要望を基に、構造の検討や部品選定を行うため、毎回違う設計を行う、やりがいのある仕事です。新製品開発のプロジェクトに設計担当として入ることもあります。現在は、3DCADの導入プロジェクトに携わっており、プロジェクトメンバーとの打ち合わせなどもあります。

思い通りの製品に仕上がった時の嬉しさ

悩みながら描いた図面を基に、実際に加工され、組み立てられ、思い通りにできあがってきた製品を見ると、いつも嬉しくなります。組立工場もすぐ隣なので、気になった案件はすぐ確認しに行くことができるのも兵神装備の良いところだと思います。仕事をしていて何より感じるのは、モーノポンプが世界に誇れる製品であるということです。世界中のさまざまところで使われていて、人々の生活を陰で支える製品に携わることを誇りに思います。

黒田 健人が同僚と笑顔で仕事をしている姿
黒田 健人が会議をしている姿

キャリアチェンジで、守備範囲の広い技術者に

実は、最初の配属はテストエンジニアという、設計とは別の職種でした。これを約5年半担当し、さまざまな経験を積んだ頃、自身のキャリアを見つめ、業務の幅を広げてみたいと思い、設計職へのキャリアチェンジを希望しました。このように、兵神装備は学歴関係なく、個々の能力に応じてキャリア選択を認め、後押ししてくれます。今後は「設計力」をさらに磨き、テストエンジニアで得た「現場力」や「対応力」も活かして、お客様への提案から、設計、現場でのセッティングまで何でも一人でできるスーパー技術者をめざします。

黒田 健人が真剣に仕事をしている姿