当社は企業ビジョンの1つ「働きがいのある職場づくり」に日々取組んでいます。目標に掲げているのは、「すべての社員がやりがいのある仕事に主体的に取り組み、その過程を通じて自らの成長が実感できること」です。この目標を達成するため、働く環境を整備し、社員の自己開発を支援し、社員間の交流を促します。
就業時間に関する柔軟な制度設計と運用により、社員が働きやすさを感じられる
職場環境を整え、多様な働き方を支援します。
勤務時間を通常の9:00-17:30から一定時間、前後にシフトする制度です。子供の養育や介護、単身赴任者の帰省など、社員の生活事情を考慮しました。
7:00~9:00の朝方勤務を奨励する制度です。夜間残業が必要になるような場合でも、その分を朝方にシフトすることで早めの退社を志向する社員が増え、健康増進に寄与しています。ラッシュアワーを避けられるメリットもあり、総労働時間も削減されました。
早朝勤務の様子
未使用で切り捨てられる有給休暇を別途60日まで積み立て、通院や家族の介護、育児のために使用できる制度です。長期間の事由だけでなく、1日単位でも気軽に使えるようにしています。
ワークライフバランスの観点から、社員がより健康で充実した生活を送れるよう、
次のような福利厚生施策を導入しています。
産業カウンセラーが「心の健康相談室」を定期的に開催し、社員の悩みや心配事を聴く機会を設けています。また、管理者向けメンタルヘルス研修も実施しています。
社員が年1回受診する健康診断や人間ドックのデータを基に、産業医と看護師による全員の面談を実施し、病気の予防や健康への意識醸成に努めています。
産業医と看護師による面談
社員の余暇の充実や健康の増進を図るため、「カルチャースクール」「スポーツクラブ」「料理教室」「結婚記念日の食事会」などからテーマを選択し、自ら計画を立てて申請すれば、会社が必要な費用を補助します。
社員の働く環境をハード面からサポートしています。
長浜市の琵琶湖畔に社員寮「交詢寮」を開設。32の個室のほか、多目的ルームや談話室、シアタールーム、ジムなどを備えています。単身者の住まいとしてだけでなく、出張者の宿泊施設として活用を図っています。
交詢寮
交詢寮/CAFETERIA
工場内に断熱材で仕切られた作業ルームを設置し、内部に地下水を利用したファンコイルの空調を入れることで、省エネと作業環境の向上を両立させました。近年はこのファンコイル方式を滋賀事業所の全館に拡張し、快適環境を隅々にまで広げています。
作業ルームの設置。2011年グッドデザイン賞受賞
地下水を利用したファンコイルの空調
製品組立工場の北側、南側に各々に休憩スペースを設け、社員にくつろぎのひと時を提供しています。
滋賀事業所の食堂を2017年にリニューアルし、ゆったりとした空間でヘルシーな昼食をとれるようにしました。社内に食堂委員会を設け、給食会社様と共に毎月意見交換し、栄養価などの観点からメニューを検討、社員の健康増進に努めています。
食堂の隣には、明るい雰囲気のカフェテリアをオープン。コーヒーの他、7種類のホットとコールドドリンクが楽しめるコーヒーサーバーを設置し、社員に開放しています。
ネットワークを駆使した社内ITシステムを完備。TV会議の導入で拠点間の出張を最小限とし、IP電話を全員が持つことで客先や移動中でも必要に応じた連絡が取れ、情報を共有化できます。このため出張先からオフィスに戻らなくても仕事を完了でき、能率とワークライフバランスを向上させています。